令和2年度の県内新設住宅着工戸数は 、前年度比12.6％減の5,173 戸となりました。
その概要は次のとおりです。
本県の令和2年度の新設住宅着工戸数は5,173戸で、昨年度の5,919戸に比べてマイナス746戸、12.6％減となり、4年連続の減少となりました。
利用関係別戸数の内訳をみると、持家が7.2％減の3,031戸、貸家が20.9％減の1,614戸、分譲住宅が11.2％減の521戸となりました。
また、建方別では、一戸建が9.1％減の3,471戸、長屋建が25.8％減の830戸、共同住宅が11.1％減の872戸となりました。
令和2年度の新設住宅着工戸数は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて昨年度から減少しました。特に貸家で減少幅が大きくなっていますが、経済の先行きの不透明感が増したことにより新設の動きが減ったためと考えられます。
今後の見通しについて
令和2年度の新設住宅着工戸数を月別でみると、年度後半で一部前年同月を上回っている月もありますが、はっきりとした持ち直しの動きはみられません。一方、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図ることを目的とした国のグリーン住宅ポイント制度が開始されているほか、住宅ローン減税やすまい給付金などの住宅取得に係る経済対策が行われていることもあり、今後の動向を注視していく必要があります。
詳細・データ：
令和2年度新設住宅着工戸数（状況）
令和2年度新設住宅着工戸数（表・グラフ）
https://www.pref.toyama.jp/1507/sangyou/shoukoukensetsu/kensetsugyou/kj00010214/index.html
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【問合せ先】
富山県土木部建築住宅課建築指導係 山崎
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