台風19号が甚大な被害を各地にもたらし、JBN会員の方々も各地で復旧作業に尽力されています。
JBNと全国建設労働組合総連合(全建総連)の2団体で設立した全国木造建設事業協会(全木協)は、東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨と被災県で木造応急仮設住宅の建設を行ってきました。今回、長野県におきましても、木造応急仮設住宅(2団地55戸)の建設が決まり、11月末に完成を目指しています。富山県からも大勢の大工が協力しています。
現場監督や施工工務店が工事管理に多忙を極めている中、11/16-17に日時を限り現場視察を実施、当協会も視察に参加しました。(富山県と長野県は防災協定締結団体の同一ブロックとして連携・協働―富山・長野型応急仮設木造住宅の共通仕様を策定)
富山県優良住宅協会では、現在大工塾(国交省補助事業)の一環として、富山県の要望も取り入れた「富山型応急仮設木造住宅モデルハウス(9坪型)」の建設を富山県広域消防防災センターにおいて始めたところです。1月下旬には一般公開の予定です。
また2月には全木協と連携し、応急仮設木造住宅建設講習会をタカノプレカット工場において実施する予定です。
【視察現場】
上松東団地内(長野市上松4-10-3 外)
【関連報道(12/1引渡し)】
長野放送:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20191201-00428192-fnn-soci
信濃毎日新聞:https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191202/KT191201ATI090008000.php
11/16 上松東団地
別途、千曲川決壊現場、被災集落、被災リンゴ園を視察しました。